第12回サイバースペースと仮想都市研究会

2001年1月 サイバースペースと仮想都市研究会(SIGCS) 開催案内

主催 日本バーチャルリアリティ学会
サイバースペースと仮想都市研究会
委員長  松下 温
副委員長 岡田謙一

◆日時 平成13年1月25日(木) 13:00〜17:05

◆会場 国立情報学研究所 セミナー室(16F;部屋番号1613)
〒101-8430 千代田区一ツ橋2-1-2 学術総合センタービル

◆交通 営団地下鉄半蔵門線/都営地下鉄三田線・新宿線「神保町」A8,9出口
営団地下鉄東西線「竹橋」1b出口徒歩3〜5分
URL http://www.nii.ac.jp/map/hitotsubashi-j.html

◆参加費 2000円

◆連絡先
宮崎敏彦(沖電気工業株式会社)
Email: miyazaki625(at)oki.co.jp
Tel : (048)431-5932
Fax : (048)431-9105

発表終了後に、国立情報学研究所見学会を30分程度予定しております。

━━━ プログラム(発表:25分、質疑応答:10分)━━━━━━━━━━━━━━━

【前半】13:00〜14:45

(1) 仮想都市構築支援マルチモーダルプレゼンテーションシステム
○柴野伸之† 中西弘泰† Hareesh.P.V.† 柏木正徳† 澤田一哉‡ 野村淳二‡
†松下電工株式会社 ウェルラボ ヒューマンメディア技術グループ
‡松下電工株式会社 システム開発センター

概要:都市設計を目標として、表示システム・ネットワーク機能の設計構築、防災性状・避難性状の表示機能開発を行なった。

(2) マーカと自然特徴点の追跡を用いた単眼動画像からの三次元復元
○佐藤智和  神原誠之  竹村治雄  横矢直和
奈良先端科学技術大学院大学 情報科学研究科 ソフトウェア基礎講座

概要:本研究では三元位置関係と色・形状が既知の複数個の基準マーカと自然特徴点を利用した三次元復元の手法を提案する。

(3) 仮想都市設計のためのマルチモーダルインタフェースの開発
○篠田康宏、橋本 誠、ラルーシ・ブギラ、長谷川晶一、小池康晴、佐藤 誠
東京工業大学 精密工学研究所

概要:災害時の避難体験や都市の風環境評価のための仮想環境を実現するために、力覚提示を含めたマルチモーダルインタフェースを開発した。

【休憩】14:45〜14:50

【後半】14:50〜16:35

(4) 都市設計支援ツールとしての仮想地下街火災シミュレーション
○本間正彦† 渡辺眞知子† 土井 暁† 吉野攝津子† 大木 淳‡
†(株)大林組技術研究所 空間アメニティ研究室
‡(株)CSK

概要:仮想地下街での煙拡散・避難性状予測を可能とするシミュレーションを開発した。さらに煙の立体的な可視化手法を提案した

(5) 都市設計支援ツールとしての仮想都市風環境シミュレーション
○渡辺眞知子† 小宮英孝† 吉野攝津子† 土井 暁† 本間正彦† 大木 淳‡
†(株)大林組技術研究所 空間アメニティ研究室
‡(株)CSK

概要:仮想再開発地域の風環境を予測し、結果をVR上に統合して、リアルな景観表示の中で風の強弱を体験者の視点で捉えることができるようにした。

(6) パーナルエージェント指向仮想社会PAWにおける課金実験とその評価
○松田晃一(Kou1 Ma2da)†,杉野浩之†,上野比呂至†,見館好隆‡,藤乗康雄‡
†PNC開発センターモバイルプラットフォーム開発部,
‡ソニーコミュニケーションネットワーク

概要:現実と全く関係のない「純粋に仮想の物」が売れるかどうかをインターネット上の仮想社会PAWで行った実証実験とその結果を報告する。

【国立情報学研究所見学】16:35〜17:05