日本バーチャルリアリティ学会サイバースペースと仮想都市研究会では、サイ バースペースでのコミュニケーションや文化と、その構成技術を中心に、携帯電 話やユビキタスコンピューティング等も含めた多様な課題を、情報と人、社会の 関わりの視点で議論してまいりました。恒例となりましたシンポジウムは、今回 で11回目を迎えます。
家庭用ゲーム機でも扱われるように、健康に対する人々の 意識は着実に高まってきています。オリンピックを見て、自分自身でも運動を始 める人が増えたとの報告もあります。このような、昨今の健康・スポーツへの意 識の高まりに着目し、本年は健康・スポーツと技術の関係を題材に、「健康な22 世紀を迎えるためのスポーツVR」 をテーマとしシンポジウムを開催することといたしました。
スポーツを対象にコ ンピュータを活用する技術を研究されている方、健康増進のための活用を研究さ れている方、スポーツ用品の開発に取り組まれている方等、テーマを軸に多様な 分野の講演者をお招きし、サイバースペースがスポーツと人類の健康にどのよう に貢献できるのかについて議論を行いたいと考えています。
シンポジウム実行委員長: 小林 稔(NTTサイバーソリューション研究所) 実行委員:井上智雄(筑波大)、宇津木契(日立製作所)小川剛史(東京大)、 椎尾一郎(お茶ノ水女子大)、塩澤秀和(玉川大)、 坂内祐一(キヤノン)、本田新九郎(NTT)、宮崎敏彦(沖電気)、 渡辺喜道(山梨大) サイバースペースと仮想都市研究委員会委員長: 岡田謙一(慶応大)
10:30〜10:40 開会の辞 第一部 アスリートの支援 10:40〜11:35 冬季スポーツ競技を対象としたトレーニング支援システムの開発 瀧 剛志(中京大学 情報理工学部) 11:35〜12:30 デジタルヒューマン皮膚シミュレーションモデルが繰り広げる パフォーマンスウエア 渡辺良信(ミズノ株式会社 研究開発部) 第二部 スポーツの可視化 13:40〜14:35 球技スポーツの情報可視化に関する研究 宮崎慎也(中京大学 情報理工学部) 14:35〜15:30 スポーツ映像を健康的に楽しむための3次元映像メディア技術 斎藤英雄(慶応義塾大学 理工学部) 第三部 健康指導 15:40〜16:35 遠隔指導システムを用いた健康ビジネスの実践例 〜科学的根拠に基づくインターバル速歩指導〜 田邉愛子(信州大学、熟年体育大学リサーチセンター)、 源野広和(信州大学、熟年体育大学リサーチセンター)、 山崎敏明(キッセイコムテック株式会社)、 花岡正明(キッセイ薬品工業株式会社)、 能勢 博(信州大学、熟年体育大学リサーチセンター)
筑波大学東京キャンパス・大塚地区 G棟501室 (東京都文京区大塚) 住所: 東京都文京区大塚3-29-1 地下鉄丸の内線、茗荷谷駅の近くです。アクセスは、次のURLをご参照下さい。 http://www.tsukuba.ac.jp/access/otsuka_access.html ※会場は大塚地区です。ご注意下さい。
1: VR学会正会員 12,000円 2: 仮想都市研究会登録会員 12,000円 3: 学生 6,000円 4: 非会員 14,000円 ※参加費は当日現金にてお支払い下さい。